エキスパートコース
得意先の特徴を把握し、工夫や改善を重ねながら、営業活動をサポートする
大竹 若葉 Wakaba Otake
2023年入社
営業本部 家庭用営業部 東京営業グループ
※所属・インタビュー内容は取材当時のものです。
営業事務の業務とはどういったものですか?
営業事務の仕事は、売上データの作成や支払いの処理をはじめ、商品サンプル手配や商談資料作成、出荷に関わる業務など、営業活動で発生する様々な事務作業をサポートすることです。営業担当者が、得意先との商談やその戦略検討により集中できるよう裏方として活動を支え、その後の事務作業にも細かく目を配る。そんな営業活動全体をスムーズに動かす役割を担っています。
ご自身の主な担当業務を教えてください。
私がメインで担当しているのは、百貨店とギフトルートの得意先に関わる営業事務です。主な担当業務は、毎月の売上データの作成・管理や、販売経費の支払い処理といった月次のルーティン業務を中心に、ギフト関連の商品登録・カタログ校正や、販促物の管理、販売計画数の社内登録・管理など多岐に渡ります。また、お中元やお歳暮といった季節商品では、無駄が出ないよう営業担当が販売数を予測・管理し、万が一過不足が出る場合は、所属するグループ内だけでなく、全国の各支店の事務担当とともに数量調整に当たるなど、幅広い連携も求められます。
業務において気をつけていることはありますか?
数字を扱う業務は何よりも正確さが求められます。ケアレスミスを減らすためには、先輩とのダブルチェックや複数回の見直しなど丁寧な確認が不可欠ですが、もう1点、数字の意味合いをつかむことも意識しています。例えば売上金額には、得意先の規模や、定番・ギフトといった商品特性ごとに大小がありますが、それらは全て営業活動の成果ですので、その重みを感じることが、数字を正確に扱う上でとても大切なことなのだと思います。
印象に残っている仕事を教えてください
これまでの営業担当者の業務には、月初の売上データ取得〜報告書データ作成や、店頭の棚割データ作成など、負荷の高いデスクワークがあり、なんとか事務でそれを担えないか、という認識が事務担当全体にありました。そこで先輩方と協力して、自分たちの業務時間を工夫し、私たち事務が営業の代わりに作業を行える体制を整えました。その結果、営業の負担軽減や得意先への提案活動の充実につながり、営業の方々からとても感謝されました。営業活動への貢献が実感できた体験だったと感じています。
どんな時にやりがいを感じますか?
事務業務は地味で地道な仕事も多いですが、一つひとつの仕事に丁寧に向き合い、誰もが使いやすい入力フォームになるよう帳票を改善したり、商品の魅力がお客様により伝わるような情報登録をするなど工夫を積み重ねることで、大小様々な達成感を得ることができます。また、私は今2年目ですが、1年目から様々な機会を通して数多くの得意先との接点を持ち、少しずつ得意先の情報も学んでいます。百貨店、ギフトルート、量販店といった様々な業態の得意先に触れられることは面白いですし、自分が得た情報が担当する得意先以外の情報を求める営業の助けになることもあり、日々のやりがいになっています。
仕事で心がけていることはありますか?
常に心がけているのは業務の「先回り」です。この仕事は百貨店の中元・歳暮期や量販店のプレゼン集中期など、業務の繁忙期がある程度予測できます。どんな業務がいつ発生し、どんな処理が必要になるのか。万が一の場合は誰と連携する必要があるのか。先回りして備えておけば慌てずに対処でき、結果的にミスの防止や正確な業務にもつながります。そのため日頃から営業や関係者と積極的にコミュニケーションを図るよう心がけています。
今後の目標について教えてください。
直近の目標としては、業務の課題に対して自分から積極的にアクションを起こし、改善をリードできる営業事務になれるよう成長していきたいです。今後のキャリアとしては、いずれ営業事務以外の仕事にも挑戦してみたいと思っています。例えば同じ営業部の中にある営業企画課は、営業活動フォローの体制が整備され、学ぶものが多くあると感じていますし、営業部門外にも様々な役割の部署があるのでとても興味を持っています。
ズバリ、片岡物産の魅力とは?
商社機能・メーカー機能の両方を持ち、多彩な業務フィールドがあるので、様々な仕事にチャレンジできることに魅力に感じています。組織も少数精鋭なので、1年目から責任ある仕事を任せられ、先輩方の丁寧なサポートも受けながら、一歩ずつ着実に成長していくことができます。そして何より職場には、世界の「おいしい」が揃っています。「食」に興味のある方は、好きな商品に関われるチャンスもあるのでおすすめです。
学生時代に熱中したこと
マラソンサークルに所属していて、フルマラソン(自己ベストは4時間25分!)やリレーマラソンなどの大会に出たり、普段の練習で皇居ランをしたりしていました。マラソンの良いところは景色を楽しみながら、自分とじっくり向き合える時間を持てるところです。社会人になってからも、サークル時代の友人たちと旅先の京都で鴨川ランを楽しんだり、地元の横浜で開催される横浜マラソンに参加したりして、走ることを楽しんでいます。
休日の過ごし方
学生時代にミラーレスの一眼カメラを買ってからは写真にも興味を持ち、今も旅行には必ず持参して、景色や食べ物の撮影を楽しんでいます。最近は、マラソンを楽しむだけでなくサウナにもハマっています。近所の銭湯でサウナを満喫した後、水風呂に入るのが最高の気分転換。休日を思い切り楽しみ、リフレッシュして仕事に向き合っています。