CAREERTALK

キャリアトーク 同期座談会

MEMBER

  • 和田 式文

    Norifumi Wada

    2002年入社
    マーケティング本部
    マーケティング部 ブランドマネジメント課
    商学部卒

    ※所属・インタビュー内容は取材当時のものです。

  • 江夏 恵

    Megumi Enatsu

    2002年入社
    生産本部
    生産管理部 生産計画課
    文学部卒

    ※所属・インタビュー内容は取材当時のものです。

  • 黒田 耕平

    Kohei Kuroda

    2002年入社
    食料本部
    酒類原料部 第1課
    経済学部卒

    ※所属・インタビュー内容は取材当時のものです。

自分たちも
片岡物産も成長させていきたい。

01

経験してきたことを生かして
次のステップへ

江夏
同期入社して、15年を越える経歴になったね。お互いに経験してきた仕事や実感してきたことを紹介しようよ。
和田
そうだね。では僕から紹介すると、東京の百貨店営業からスタートして、その後、名古屋、大阪で百貨店、量販店、業務店の営業を経験して、現在はマーケティング部でバンホーテンココアを担当している。
仕事を通じて実感したのは、お客さまとのやりとりはもちろんだけど、社内コミュニケーションの大切さかな。いろいろな人と連携しないと前に進まない仕事だからね。
黒田
僕は量販店の営業を3年経験した後、食料本部に異動になって製菓用チョコレートを担当して、今はワイン原料を扱う部署になった。自分で買い付けて自分で売るというビジネスの醍醐味を感じながら、商材探しから売り先探しまで、いわばビジネスの川上から川下まで経験できる喜びとやりがいを感じているよ。
江夏
私は物流、マーケティングを経験した後、営業事務を6年間経験して片岡物産のあらゆる販売チャネルを担当することができた。その後、現在の生産計画課に異動して、今は多くの部署と関わることが多いけど、販売チャネルをすべて経験できたことがとてもプラスになっている。なにかトラブルがあった際は、どこに何を連絡すればいいかがわかっているので、素早いリカバリーができるんだよね。

02

ものを売るだけではなく、
その先を提案する強み

黒田
食料本部で製菓用チョコレートからワイン原料へと担当が変わったばかりなので、商品知識という点では少し苦労しているけど、基本的なビジネスの流れは変わらない。でも、営業からマーケティングに異動したばかりの和田は、仕事そのものが変わってどんな感じなの?
和田
マーケティング部でバンホーテンのブランドマネジャー的な立場になって、今まで以上にコミュニケーションの重要さを感じているよ。開発部門、生産部門、宣伝部門、販売促進部門との連携をしっかりとって、今まで以上に多くの人に動いてもらう必要があるからね。
また、今までの営業目線だけでなく、買う人の目線で考える大切さも勉強中で、ブランドとしての価値を高めつつ、いかに売りやすい企画を提案していくかを思案する毎日だよ。
江夏
大変だね。生産計画は、販売予測に基づいて生産計画を立てて欠品や滞留を防ぐことが大切な役割だけれど、受け身だけでなく生産計画を積極的に立てられることが魅力かな。特にチョコレートは、バレンタインビジネスの黎明期から関わってきて、バレンタイン市場を作り上げることに貢献してきたという自負がある。蓄積した豊富なノウハウで得意先からの信頼も厚いのが強みだと思うよ。
黒田
ワイン原料は天候に左右されるので、世界中にルートを確保しておかないといけない。これまでに取引がないところにも目をつけて、いかにネットワークを築くか、相場を見ながら質と量を確保できるかが腕のみせどころ。単に原料を売るだけでなく、メーカーに売り方の提案をしたり、海外で流行っている売り方の情報を提供したりする。そこが他社と違うところで、片岡物産ならではの強み。それがやりがいにもつながっているよ。

03

今までにない視点で
ものごとを捉えていきたい

黒田
ワイン原料のプロとして仕事を進めているけれど、川上のさらにその先に目を向けてみたいという思いも持っている。ぶどうの栽培に適した土壌や日照時間の関係といった知識を得ることで、今までにない新たな戦略が見えてくるかも知れない。「ワインのプロからぶどうのプロ」それが今の目標かな。
江夏
それは面白いね。視点を変えるというのは大切だと思う。私も新たな生産計画を立てるためにいろいろ考えているよ。生産計画は、商品供給を滞りなく効率的な生産を考えるので、どうしても安全策になりがち。でも、生産計画からの視点だけでなく、営業の視点、他部門の視点なども考慮して、この商品の初動からすればもっと売れるといった、生産計画から働きかけて販路を広げていけるような生産計画を提案できればと思っている。いわば守りの生産計画から攻めの生産計画だね。
和田
僕は今、一人でも多くの人にココアを飲んでもらうにはどうしたらいいか、に知恵を絞っている。成熟状態にある日本のココア市場を拡大していくために、多くの企業との協力体制を強化していく必要があると考えているんだ。生産計画の守りから攻めかぁ。刺激になるなぁ。

04

会社の成長とともに
自分の人間性も磨いていきたい

黒田
将来に向けてのキャリアビジョンはどう考えているの?
江夏
私は文系出身で、苦手意識もあって数字を避けてきた。でも生産計画を担当して、数字に対する考え方が変わって興味が湧いてきたの。自分の業務が会社の売上げにどう関わっているかを考えるようになったし、今後は会社全体の数字に関わる仕事にもトライしてみたい。
黒田
自分は、仕事そのもというより生活スタイルに関わってくるけど、海外で生活したいというのが夢で、海外駐在員事務所への異動も考えている。幼稚園から小学校5年まで海外で過ごしたので、自分の子どもも海外で生活させたいという思いもあるんだよね。
江夏
その先は、海外でワイン用のぶどうを育てる農家に転身かな(笑)。
和田
黒田ならその姿が想像できちゃうから不思議だな。自分はとにかく自分なりのマーケティングを確立していきたいと思っている。そのためには、マーケティング以外の分野も含め自分の視野を広げる必要を感じている。英語の問合せも増えているので、後は英語の勉強かな。
江夏
私も英語を勉強しないと、と思っている。現在の仕事で私から英語で発信することはないけど、受信はする機会がある。相手の言っていることはわかるけど、それに正しい英語で答えているか自信がないので、英語強化が課題ね。
これからも同期のみんなで刺激し合って、さらに人間性を磨いて自分たちも片岡物産も成長させていきたいね。