トップページ

MENU

ProjectStory02

02

ワイン原料のスペシャリストとして、
原料供給からマーケティングまで、
幅広いビジネスを展開。

TOP - プロジェクトストーリー

MEMBER

寺田 慎吾

寺田 慎吾 Shingo Terada

食料本部食料第1部第2課
【2013年入社】

入社後、食料第1部第2課へ配属。以来、一貫してワイン原料の輸入に従事。従来の原料輸入ビジネスに加え、新しいビジネスモデルを考え実践し、パッケージスキームを確立。現在もワインのみならず他飲料、食品においても新規ビジネスの可能性を模索している。

片岡 太郎

寺山 滉介 Kousuke Terayama

食料本部食料第1部第2課
【2008年入社】

入社後、食料第2部第2課へ配属され、果汁ビジネスに従事。2017年8月、ブエノスアイレス事務所に業務研修生として異動。子会社の果汁工場にて製造現場での業務に従事。2018年8月より現職。

片岡 花子

橋詰 航河 Koga Hashidume

食料本部食料第1部第2課
【2020年入社】

外国の商品を日本に輸入するだけでなく、文化も一緒に伝えられる仕事がしたいと思い、片岡物産に入社。オンライン研修を経て、6月1日より現職。現在に至るまで、OJT研修中。

片岡 太郎

中井 舞 Mai Nakai

食料本部食料第1部第2課
【2010年入社】

入社後、食糧本部食糧第3課(現・食料第2部第2課)へ配属。果汁原料・岩塩・ワインビネガーの貿易実務に従事。その後、食料本部業務課へ異動。本部の予算の策定やその予実管理、その他総務案件に6年間従事。2020年3月より現職。

INTRODUCTION 商社機能とメーカー機能をフルに発揮し、
卓越したワイン原料輸入ビジネスに挑む


片岡物産は、世界中の優良サプライヤーとアルゼンチンの当社製造子会社から、高品質なワイン、ワイン用果汁などを、国内の大手酒類メーカーやワイナリーに供給している。その国内でのプレゼンスは高く、誰もが知る有名酒類メーカー、ワイナリーのほぼ全てと取引しているほどだ。また、長年にわたるビジネスによって培われた豊富なサプライリソース、ワイン原料のスペシャリストとしてのネットワーク力、優れた知識・情報量は他の追随を許さない。そんな中、従来のワイン原料輸入ビジネスを拡大するとともに、商社機能とメーカー機能をフルに発揮し、市場ニーズに合わせて、製品企画開発、ビジネススキーム提案等、新規ビジネスに挑み続け、大きな成果を上げている。ここではその最前線に立つ4人の社員それぞれの挑戦を追った。

ダミー。伝統と革新によって育まれてきた日本茶ブランド
ダミー。伝統と革新こそが辻利のブランド力。

CAPTER.01

イチから新たなビジネスを立ち上げ、
新しいスキームを確立

寺田慎吾

食料第一部第二課【2013年入社】



寺田の脳裏にそのアイデアが閃いたのは、入社5年目を迎えた2017年だった。当時、低価格帯ワインの需要増加を背景に、ワインをバルクで輸入し、国内充填するリボトルスキームが業界のトレンドに。そんな中、寺田は高品質スーパーA社へのアプローチを思いついたのだ。
「リボトルスキームの魅力は、製造拠点を持たなくても輸入者になれること。A社はプライベートブランドとして輸入ワインを店舗で展開できます。もともとボトルワインの取り扱いが多いA社には、きっと興味を持っていただけると思いました」
しかし、過去に取引のないA社にアプローチして原料提案にこぎつけたものの、事は簡単には運ばなかった。
「A社には輸入に関して輸送条件がありました。これは付加価値として店舗で訴求しており、外せないこだわりです。ところが、従来のバルクワイン輸入では不可能だと考えられていました」
思わぬ参入障壁に阻まれたものの、寺田は諦めなかった。寺田は複数のフォワーダーを当たり、A社の求める方法での輸送の可能性を探索。そうした中で条件を叶えるフォワーダーに行き着いた。そして、輸送テストを実施し、成功。寺田は“不可能”を乗り越えた。
「輸送テスト実施の結果、何も問題なく、むしろ品質が向上。自信を持ってA社に提案できました。半信半疑だったA社のバイヤーも驚いた様子で(笑)。すぐに製品開発へと話は進みました」
ここから先は片岡物産の独擅場だ。原料供給で培ってきたリソース、情報が豊富だからこそ、お客様の希望に最大限応えられる。寺田には絶対の自信があった。
「サンプルを出すと非常に評価が高く、また、A社が提示した希望価格にもうまく合わせることできました」
ワインの産地、ワイナリー、さらに充填所も合わせて提案し、いよいよ取引開始へ。2018年、A社の店頭にワインが並んだ。以降、今に至るまで売れ行きは好調。同社向けに毎年新しい製品を開発し、その領域はワインを飛び出し、飲料・食品にまで拡大。イチから始めたビジネスが大きく伸び続けていることに社内では驚きの声が上がっている。
「新しいビジネススキームを確立できたことが最も大きな収穫です」
寺田は今、社内の他部署でも同様のビジネスが展開できるよう、サポートをしていきたいと意欲を燃やしている。

ダミー。幅広い「辻利」のお茶の存在と魅力を広めたい。狙うは、原点回帰と既成概念の打破

CAPTER.02

初の業務研修生としてアルゼンチンに赴任。
工場での経験を、社内の営業力向上につなげる

寺山滉介

食料第一部第二課【2008年入社】



片岡物産がアルゼンチンのブドウ果汁製造子会社を100%子会社化したのは2019年。それに先んじて、当社初の業務研修生としてアルゼンチンに赴任したのが寺山である。会社の狙いは、完全子会社化するに当たって、製造現場に熟知した人材を育成することだった。
最初の半年間はブエノスアイレスの語学校に通い、朝から晩までスペイン語を学ぶ日々。日常のコミュニケーションに困らないレベルまで習得し、サンファン州のブドウ濃縮果汁工場に勤務し始めたのは2018年1月。ちょうどブドウの収穫が始まる時期で、寺山は作業着を着てブドウを受け入れるラインに並び、従業員とともに作業に取り組んだ。
「お客様を連れて視察に何度も来ていて、製造のことはわかっていたつもりでいましたが、現場に入ってみると新しく知ることばかり。そもそもブドウがこんなに重いものだとは思いませんでした(苦笑)」
一滴の濃縮果汁を作るのにこれほどたくさんのブドウが使用されていて、また、そこにはブドウ農園の方、多くの従業員の思いが込められていることを知り、製品への思い入れはさらに大きくなった。
その後、1年半に渡って、濃縮、殺菌、品質チェック、ドラム缶への充填、コンテナ積み込みなど工場内の全ての業務を経験。全工程の詳細を頭に叩き込んだ。
「日本の常識も価値観も通用しない場所で、かつアルゼンチン人の従業員とコミュニケーションを取るのは至難の技でしたが、何かを質問する際に相手が答えやすい聞き方などを工夫して…。そうした努力をしていくうちに、従業員とコミュニケーションが取れるようになり、製品への理解もより深まっていきました。自分も工場の中の一員なのだと思えた瞬間、すごく嬉しかったですね」
帰国後、寺山は、アルゼンチンで経験してきたことを存分に活かし、営業担当者としてワイン原料の輸入に従事している。
「勤務した工場の製品は当社扱いアイテムの中でもメイン商材であるため、社内や客先からの製造・品質関連の問い合わせにはすぐその場で回答できます。また、現場を熟知しているからこそできる提案も多数。例えば、お客様がワインに付加価値を付けて販売したいという要望に対して、『○○という原料管理法で』などと具体的なアイデアを提案することができます」
自身の経験を会社の利益に還元して初めて研修完了。寺山はそう考えている。

ダミー。抹茶の特性に最新の注意を払いながら「辻利」の名にふさわしい商品を生み出す

CAPTER.03

引き合いから納入まで。
ワイン原料輸入を実践し、その醍醐味を知る

橋詰航河

食料第一部第二課【2020年入社】



学生時代からワインが好きで、ワインに関わる仕事がしたいと思っていた橋詰にとって、ワイン原料輸入を担う当課への配属は願ってもないことだった。最初は、OJTの指導員である寺田(Chapter01参照)の指示のもと、業務に取り組みつつ、ワインの基礎知識の習得に務め、徐々にお客様と直接やりとりするようになったのは8月頃から。配属後、4カ月を経た今では、顧客からの引き合いから、海外サプライヤーへのサンプル依頼、見積書作成、価格交渉、受注、船積み手配、納入まで、一連の営業プロセスを経験済みだ。
「難しいのは、膨大なオーダーの管理です。1社のお客様でも規模が大きくなると、サプライヤーも内容も量も異なる複数のオーダーを並行して進めていかなければなりません。そんな中で、各オーダーの進捗状況を正確に把握した上で、お客様とも情報共有する必要があるのです。そのため、表を作って納入までにやるべきタスクを全部書いて、日々にらめっこしています」
この間、自分の成長の糧となる手痛い失敗もあった。8月にチリを出港して、翌月に国内に入港する予定だった貨物が大幅に遅れたのだ。
「出港が9月8日になり、しかも、もともと日本への直行便を予約してもらっているはずだったのが、香港経由で10月末に入港予定になると、サプライヤーから連絡が来た時には青ざめました。お客様は9月中旬入港予定で受け入れ体制を作っているわけですから」
現地のサプライヤーの当社への連絡不足が原因だが、お客様から見れば当社が窓口。全ては当社の責任になる。橋詰はその使命の重さを思い知った。
「お客様に遅延する理由を正直にありのまま伝え、謝罪しました。今は香港から神戸への輸送期間を最大限早めようと考え、船舶を変更するなど対応を進めています」
一方、難易度の高い仕事の中でも最も面白みを感じているのは、価格交渉の場面だ。
「海外のサプライヤーから入手した価格をそのままお客様に提示するのではなく、グローバルな相場感に基づいて現地と交渉し、最適な価格を導くことでお客様に満足いただけるサービスを提供できるよう工夫しています。自分の工夫次第でお客様の反応が変わることに手応えを感じます」
今はとにかく仕事を完璧に覚えることが目標。将来は、寺田のように新しいビジネスを生み出せるようになりたいと願っている。

プロジェクトストーリー
ダミー。より良い商品を世に出すため追究の手は決して緩めない

CAPTER.04

日本でもっとワイン愛飲家を増やしたい。
そんな夢を胸に、貿易実務に邁進

中井 舞

食料第一部第二課【2010年入社】



食料本部の予算の策定やその予実管理等に従事していた中井が、当課へ異動してきたのは2020年3月だ。
「入社後4年間の貿易実務の経験はあったものの、ワイン原料を扱うのは全く初めて。海外サプライヤーや国内メーカー、ワイナリーなど圧倒的なプロフェッショナルを相手に、新参者が立ち向かっていくというイメージで、知識不足とキャリア不足は否めません」
貨物出荷後の船積書類のチェック、代金回収までの一連の業務、為替予約や保険求償、営業担当社へのフォロー、サポートなどやるべきことは多岐に渡り、かつ膨大だ。そんな中、中井の胸にあるのは、自分が貿易実務を全うしなければ、片岡物産が扱うワイン原料の貨物が全部止まってしまうという責任感だ。
「片岡物産のワイン原料の国内でのプレゼンスは非常に高く、国内の至る所に自分が携わった原料があるということに誇りを感じます」
ワイン原料の種類は数限りなく、それぞれ産地も特徴も違う。今はまだ、お客様から何か聞かれても瞬時には答えられず、苦労している。つい最近もこんなことがあった。輸入にあたって、検疫所に製造工程やワインの成分分析表を提出した際、「成分の学名を英語で追記してください」との要請があったのだ。
「当然私はわかりませんし、課内の誰もわからない。サプライヤーに連絡を取って現地でも調べてもらい、私も調べているところです。国を超えて一緒に問題を解決しようとする中でサプライヤーとの絆は深まっていると思います」
中井は完璧主義。だから、わからない自分が許せない。わからなかったこと、うまくいかなかったことはすぐにメモに残して次の業務につなげるよう努力を重ねる一方、日常生活の中でもワインを鋭意勉強中だ。
「売られているワインのラベルにはどんなことが書いてあるのか、レストランの方はどのようにワインの香りや味を表現されているのかを意識しながら、様々なワインを飲むようにしています。また、明日から、ワインスクールにも通います!」
実はワイン好きの中井にとってワイン原料の貿易実務はやりたかった仕事でもある。
「もっといろんな人が気楽にワインを手に取って、飲んでくれるようになったらいいなと思います。ワイン愛飲家を増やせるよう、今後も責任感を持って貿易実務を遂行したいです」