欧州駐在員の仕事

この仕事における最も重要なミッションは、将来の片岡物産の成長につながる新商品・新ブランドを発掘することです。欧州で開催される食品展示会、あるいは話題になっている新店を視察し、どこかに新規ビジネスの可能性がないか探していきます。
本社に提案して合意が得られた案件に関しては、新商品やブランドの詳細な調査や、日本での発売に向けたサプライヤーとの折衝なども担当します。また、欧州での食品関連の最新トレンドなど、幅広く情報を集めて本社と共有します。さらに、欧州にある既存サプライヤーとの交渉窓口、あるいは欧州で販売施策キャンペーンなどがあれば、実施に向けた交渉などのサポートを行うなど、欧州全般に関する業務に幅広く関与していきます。

梅沢 知九の仕事

2014年3月より、ロンドンの欧州駐在員事務所で勤務しています。新商品、新ブランドを求めて、欧州各地を奔走する毎日です。以前、あるフランスのジャムブランドに可能性を感じ、日本での発売に向けた折衝を担当したことがあります。品質の高さに加え、50種類以上のジャムをラインナップしている点に注目し、早速本社にレポートを送りました。すると本社からもさらなる調査を進めるよう指示があり、実際に工場を視察、製造体制のチェック、日本市場に見合った新商品開発の打診、契約上の諸条件の調整など日々奔走しました。結果的には日本での発売は見送りとなりましたが、大きな構想力を持ったビジネスの絵が描けるよう、今後もさらに見識眼を磨きたいと思っています。

やりがい・仕事スタイル

欧州の多様な食文化を日本に紹介できることに、とてもやりがいを感じています。自分が発掘したブランドを通じ、日本にいても欧州の食文化を楽しめる、楽しいひと時を過ごしていただけるような機会を提供できれば、このうえなく嬉しいことだと思います。
海外で仕事をするうえでは、「個々はそれぞれ違う」ということを常に意識し、自分とは異なる意見や価値観に敬意を払ってコミュニケーションをとることを大切にしています。しっかり自己主張する欧州で仕事をする中で、ときには意見が対立することもありますが、その意識さえ持っていればうまく進みます。「私はこう思うけど、あなたはどう思う?」というように、より幅広い意見を集めて共通のゴールに向かうことが重要で、その過程の中で信頼関係が芽生えていきます。多様な価値観を受け入れるには、人に対する好奇心や謙虚な姿勢が大切だと思っています。

学生時代に熱中したこと

いわゆるバックパッカーで、アジア・インド大陸などを放浪、あまりに熱中したため留年しました。太宰治の「人間失格」「走れメロス」をリュックに入れて、「自分とは何か?」「自分を見つけに海外に出よう」と、意気揚々と旅に出たものの、全く見つかりませんでした。40歳を超えた今なお模索中です。

休日の過ごし方

娘の日本人補習校の送迎、スポーツクラブでの運動、英語の勉強など、何かと忙しく過ごしています。週末は家族で外食に出かけることも多いです。ロンドンの魅力の一つに、世界各国の様々な食文化を味わえるレストランが多数あるという点が挙げられます。イギリス料理は…皆様のご想像にお任せいたします。

片岡物産の魅力

上司にも意見が言いやすいなど風通しのよい社風、入社数年目の若手社員でも責任のある仕事を任される点はとても魅力だと感じています。また、責任感の強い社員が多く、会社が取扱っている商品やブランドに対して社員が誇りを持っている点も大きなポイントだと思います。総じて食品全般及び、会社のことが好きな社員が集まっていると思います。

未来へ向けて

欧州から日本への新商品・新ブランドの紹介だけでなく、将来に向けて「欧州での新規ビジネス展開」の可能性を検討したいと考えています。大きなチャレンジですが、同時に夢のある話だと思っています。実現に向けては社内外の色々な方の協力や理解が必要ですが、達成した時の景色を想像して、今からワクワクしています。