営業事務(貿易事務)の仕事

貿易事務は、サプライヤーにより商品が船で出港されてから、入港後お客様へ納品するまでの流れ全体を担当します。営業担当者はもちろん、サプライヤー、倉庫、通関業者、お客様と幅広い相手と色々なやり取りが求められます。具体的には、営業担当者が海外のサプライヤーへ発注した分の船積み指示、出港後に船積み書類を受け取り入庫の準備、倉庫や通関業者へ入港のスケジュールを連絡、日本へ入港後の倉庫への入庫、その後お客様へ納品するまでに発生するすべての業務を担当します。不良品が出た場合には、海上事故として保険求償したり、サプライヤーへ報告を上げたりするなど、商品が完全に手元から離れるまで責任を持って行います。

小林 歩美の仕事

食料本部は様々な原料の輸入業務を行う部門であり、その中で私は、主にココアパウダーやカカオマスなどの製菓原料の輸入業務を行っています。
輸入業務に関しては、まず船積みのスケジュール管理を行い、入港まで予定通りに進んでいるかどうかを確認、把握しています。製造側の問題や天候状態などの影響で遅延連絡が入った場合はすぐにお客様に連絡をし、問題ないか確認をします。過去にココアブームが起きた際は、予定以上の出荷で在庫が薄くなり、急きょ空輸することになりました。スピードや正確性が問われるなか、空輸は経験がなかったので、上司や関係者に細かく確認をしながら進め、無事に納品できてホッとしたことを覚えています。日本の倉庫へ入庫後、検品をするのですが、不良品が発見された際には、海外サプライヤーへの報告や交渉に毎回苦労します。英文はもちろん、写真や表を使いながら正確に伝わるように工夫をし、理解してもらえるまで何度もやり取りを行います。業務は多岐にわたるため大変ですが、原料輸入を担う責任とやりがいを感じる毎日です。

やりがい・仕事スタイル

自分の業務はもちろんですが、営業をフォローするのも大切な仕事です。営業担当者へすぐに情報提供できるように普段から情報の整理を心がけています。また、営業が商談する際は資料だけでなく、試食品を持参することもあるため、社内の開発担当者が用意した試食品を個包装にしたり、試食に使用する資材を準備したりすることもあります。小さいことでも役に立てていると感じるときはやりがいを感じます。輸入業務の面では、自分が担当している商材を使った商品を目にしたときは、達成感を得るとともにやる気アップにもつながります。
仕事を進めるうえでは、相手の話をしっかり聞くことと、極力簡潔に分かりやすく伝えることを大切にしています。相手は社内・社外、日本人・外国人と様々です。自分が理解できていないと説明はできないので、曖昧な点はすぐに確認し、自分なりに噛み砕いてから話すように心がけています。

学生時代に熱中したこと

学生時代はとにかく海外と関われる機会を探し、見つけては参加していました。旅行はもちろん、海外の学生との交流やボランティア活動など、学生にしかできないことを経験しました。なかでもバングラデシュで建築のボランティア活動をしたことや、中国人が日本の企業へインターンシップをするサポートをしたことは貴重な経験になっています。先入観にとらわれず、自分の五感で感じたものは一生ものだと思います。

休日の過ごし方

最近はスキューバダイビングとDIY(Do It Yourself)にはまっています。ダイビングでは石垣島でウミガメに会ったことが感動的で、毎回個性的な生物が悠々と生きている様子に癒されます。DIYではダイニングテーブルを作りました。どんなものを作るかから考え、実際にカタチにしていく、ものづくりの楽しさを感じています。

片岡物産の魅力

若手でも責任のある仕事を任せてもらえるところが魅力だと思っています。未経験でも上司や先輩が優しくフォローしてくださるので、安心して挑戦することができ、その積み重ねが自らの成長につながっています。また、入社前と後の印象が変わらず、風通しがよく、アットホームな環境です。食に興味があり、自分らしく、様々なことに挑戦して成長したい人にとっては最適な職場だと思います。

未来へ向けて

英語力と貿易実務の知識を身につけ、相手や条件、商材が異なっても問題なく輸入業務ができる力をつけていきたいと思っています。また、チョコレートやココアパウダーを使ったお菓子の知識を身につけるとともに、味覚を判断する力をつけてきたいと考えています。単純に甘い、苦いだけではなく、風味や口の中での味の変化などを表現できるよう、日頃から洋菓子店を巡ったり、情報誌を読んだりして情報収集しています。